夏なのに冷える。
それ、気温の問題じゃなくて
栄養不足かもしれません
「夏なのに、手足が冷たい」
「冷房の効いた部屋にいると、すぐ体が冷えてしまう」
「冷えているわけじゃないのに、なんとなくだるくて温まらない」
冷え性は冬だけのもの、と思っていませんか?
実は夏にも、独特の「冷え」に悩む方はとても多いのです。
そしてその原因のひとつが、夏特有の「栄養不足」にあります。
気温のせいだけじゃない、夏の冷え。
今回は、その仕組みと内側からのアプローチをお伝えします。
途中のステップ診断で、あなたの夏冷えタイプも確認してみてください。
- 目次
夏冷えとは何か
「夏冷え」とは、暑い夏の時期にもかかわらず
体の内側が冷えてしまう状態のことです。
■ 夏冷えが起きやすい主な原因
- 冷房による外気との温度差…室内と屋外の温度差が大きいほど自律神経が乱れやすい
- 冷たい飲食物の摂りすぎ…体を内側から冷やし、胃腸の働きも低下させる
- 運動不足・筋肉量の低下…夏は熱中症を避けるため体を動かす機会が減りやすい
- 栄養不足による血液の質の低下…食欲の低下で必要な栄養が摂れなくなる
これらが複合的に重なることで、
「外は暑いのに体の内側は冷えている」という夏冷え特有の状態が生まれます。
特に女性は、もともと筋肉量が少なく熱を作りにくい体質のため、
夏冷えが起きやすい傾向があります。
夏に栄養不足が起きやすい理由
夏の冷えに深く関わっているのが、夏特有の栄養不足です。
「暑いから食欲がない」「そうめんや冷やし中華で済ませがち」
そんな食生活が続くと、体に必要な栄養素が一気に不足します。
■ 夏に不足しやすい2大栄養素
鉄
汗で失われる・食欲低下で摂取量が減る・女性は生理による消耗も重なる
→ 血液が薄くなり、体の末端まで酸素・熱が届きにくくなる
ビタミンB群
炭水化物に偏った食事でB群の消耗が加速・暑さによるストレスでも消費が増える
→ エネルギー代謝が落ち、体が熱を作る力が低下する
この2つの栄養素が不足すると、
体は「温める力」と「血液を巡らせる力」を同時に失ってしまいます。
夏の冷えは、体が出している「栄養不足のSOS」かもしれません。
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【診断】夏冷えタイプ診断
STEP 1 / 2
どのタイプでも共通しているのは、
体が「温める力」を失っているということです。
次のセクションで、2つの栄養素がどう関わるかを詳しく見ていきましょう。
鉄不足と冷えの関係
冷えと鉄不足、一見関係なさそうですが、実は深くつながっています。
血液中のヘモグロビンは、肺から取り込んだ酸素を体の隅々まで運ぶ役割を担っています。
そしてこのヘモグロビンの主成分が、鉄です。
■ 鉄が不足すると起きること
- ヘモグロビンが減り、血液が薄くなる
- 酸素が体の末端まで届きにくくなる
- 手足など末端の冷えが悪化する
- 疲れやすい・息切れ・顔色が悪くなる
- 集中力の低下・頭がぼーっとする
さらに女性の場合、毎月の生理による鉄の消耗に加え、
夏の食欲低下が重なることで鉄不足が急加速しやすくなります。
「潜在性鉄欠乏」という言葉をご存じですか?
貧血の診断基準には達していなくても、
体内の鉄の貯蔵量(フェリチン)が不足している状態のことです。
自覚症状がなくても、実は鉄が不足している女性は非常に多いとされています。
ビタミンB群と冷えの関係
「体が熱を作る力」に深く関わっているのが、ビタミンB群です。
私たちが食事から摂った栄養素を
エネルギー(熱)に変換する際に欠かせない補酵素が、ビタミンB群です。
■ 特に冷えに関わるビタミンB群の働き
- ビタミンB1…糖質をエネルギーに変換。そうめん・ご飯など炭水化物を食べるほど消費が増える
- ビタミンB2…脂質・タンパク質の代謝をサポート。体温産生に関わる
- ビタミンB6…タンパク質の代謝・神経機能のサポート。自律神経の安定にも関わる
- ビタミンB12…赤血球の生成に関わり、鉄と連携して血液の質を高める
夏は「そうめん・冷やし中華・冷製パスタ」など
炭水化物に偏った食事になりがちです。
炭水化物を代謝するためにビタミンB1が大量に消費されるため、
夏の食生活はビタミンB群が枯渇しやすい環境とも言えます。
B群が不足すると代謝が落ち、
食べているのに体が熱を作れない状態が続きます。
鉄を内側から補う
鉄を食事から補うことは大切ですが、
食欲が落ちやすい夏は食事だけで十分な量を摂るのが難しくなります。
また、鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があり、
吸収率に大きな違いがあります。
■ ヘム鉄と非ヘム鉄の違い
- ヘム鉄(肉・魚に含まれる)…吸収率15〜35%。体に取り込まれやすい
- 非ヘム鉄(野菜・豆類に含まれる)…吸収率2〜5%。体に取り込まれにくい
植物性食品中心の食生活や、食欲が落ちている時期には
吸収率の高いヘム鉄を意識的に補うことが効果的です。
吸収率の高い鉄を内側から補う
動物性由来の吸収率の高いヘム鉄を配合。
夏の食欲低下・生理による消耗が重なる女性の鉄補給に。
☑ 疲れやすい・息切れが気になる
☑ 顔色が悪い・肌のくすみが気になる
☑ 生理周期に体調が左右されやすい
代謝を整えるビタミンB群
ビタミンB群は水溶性のため体に蓄積されにくく、
毎日コンスタントに補給し続けることが大切な栄養素です。
特に夏は炭水化物の摂取が増えB群の消耗が加速するため、
食事からの補給だけでは追いつかないことも多くなります。
代謝・熱産生を支えるビタミンB群
B1・B2・B6・B12など主要なビタミンB群をまとめて補給。
夏の代謝低下・エネルギー不足・自律神経のサポートに。
☑ なんとなくだるい・やる気が出ない
☑ 食欲が落ちて炭水化物に偏りがち
☑ 冷房の部屋でぼーっとしやすい
W使いで夏冷えに対処する
ヘム鉄で「血液の質を上げる」、ビタミンB群で「熱を作る力を取り戻す」。
この2つを組み合わせることで、夏冷えへの対処が内側から整います。
朝食後:ヘム鉄を服用
鉄は食後に摂ることで吸収が安定しやすくなります。毎朝の食後に習慣として組み込むのがおすすめ。ビタミンCと一緒に摂ると吸収率がさらに高まります。
毎食後:ビタミンBコンプレックスを服用
B群は水溶性のため体にため込めず、1日数回に分けて摂る方が効果的です。食事のたびに補給することで代謝をしっかりサポートできます。
食事:たんぱく質と温かいものを意識する
そうめんだけで終わらせず、卵・豆腐・肉などたんぱく質を1品加える。冷たいものばかりでなく、温かいスープや汁物を1日1回取り入れるだけでも体の内側から温まります。
まずはどちらか1つから始めてみるだけでも大丈夫です。
続けやすいペースで、無理なく取り入れてみてください。
まとめ
夏の冷えは、気温のせいだけでは説明できません。
その根本にあるのは、夏特有の食生活の乱れによる
「鉄・ビタミンB群の不足」です。
鉄で血液の質を上げ、B群で代謝を立て直す。
この2つを内側から補うことで、体が本来持っている「温める力」を取り戻せます。
「夏なのに冷える」と感じている方は、
ぜひ今週から栄養面を見直すきっかけにしてみてください。
※本記事は一般的な栄養・健康情報に基づいています。体調やお薬の服用状況に不安がある場合は、医師や専門家にご相談ください。
